季節は流れ蝉の鳴く暑い夏がやってきた

達也は毎日汗をかいてやってくる

だけど、病院にいる私にはその暑さがわからない

髪の毛も薄くなりもう坊主にしてしまった

「もうすぐで誕生日だな」

夏生まれの私はもうすぐで16歳をむかえる

「そうだね。」

「一緒に祝おうな」

「うん。楽しみにしてるね」

「誕生日プレゼント何がいい?」

「んー、そうだなぁ...達也が選んでくれたものならなんでもいいかな」

「わかった、楽しみにしてろよ」

「うん!」