「あら、言ってなかったかしら?」

いや、言ってなかったかしらって私実のお母さんに達也のこと相談してたの?

は、恥ずかしい.../////

「昨日ね、達也家に帰ってきた途端私の書斎にあるいろんな病気の本読んでて千夏ちゃん話したのかなぁ?って思って」

なんか恥ずかしいのと嬉しいのが混ざって変な感じ...

「ちゃんと話せました。自分の思いもぶつけて、これで良かったんだって思います。
あのまま諦めてたら今頃すっごいへこんでたと思います、ありがとうございます。」

「そんなあらたまんなくていいのよ。
今を大切に生きなさいね。
達也のために少しでも長く生きてあげて。私たちも千夏ちゃんのために最善を尽くすわ。
きっと千夏ちゃんが亡くなったら達也悲
しむ。」

「はい」

私はいつまで生きられるかわからない

人の寿命はいつまでかわからないもの

いつまで生きられるかわからないからこそ、今を一生懸命に大切に

前を向いて頑張ろうと思った