「何いってんの?」



やっぱ無理だよね...



「ご、ごめん!やっぱ何でもない!変なこと言って...」


文字を打つ手を達也に止められた


「支えるよ。当たり前じゃん。ずっと一緒にいる。」


達也が握りしめている携帯にはそう文字が打ってあった



あぁもう。

なんでこの人はこんなにも優しいんだろう

私が欲しかった言葉をくれるんだろう


「うぐ...ひっく...」


不安と嬉しさがこみ上げてきて涙がでてくる


「ほらほら泣かない。」


そう言って達也はティッシュを渡す


「あり...ありがど...」