それからあっという間に葬式がきた

葬式の日までどうやって生活してたか覚えてない

千夏がいなくなった今、周りに色なんかなくて心に穴があいたようだった

気づけば病院に行こうと準備してる自分がいて、その度に心臓をえぐられたような気分になる

本当に何も感じない日々を過ごしていった

しばらくしてからはずっと勉強に没頭した

何も考えたくなくて

ひたすら朝から夜中まで勉強をした

ご飯なんか食べたか覚えてない

それほど悲惨な生活をしていた