「ゲホッ...ゴホッ」

今日はなかなか咳が止まらない

そろそろ本当にやばいのかもしれない

「飲み物飲むか?」

「うん...ケホッ」

達也に貰った飲み物を飲みながら少しづつ咳も収まってきた

「ふぅ...達也ありがとう」

「いや、いいんだ」

本当にありがとう

「そろそろ帰らないと」

気づけば外はもう暗かった

「うん...」

多分達也は私と同じことを感じているのかもしれない

「今日はなんかすごく帰りたくない...」

ほら...ね?

私も今日は達也を返したくない

離れたらもう会えない感じがするから

そんな嫌な予感がするんだ