私は警戒しながら睨んでいると椿は笑って
「ごめんごめん
ちょっとからかっただけよ
そんなに怖い顔しないで?
皆私の事を魔女ってあだ名つけて呼ぶの
だから、ここで会う人にはそう名乗ってるだけ
まさか私の事知らない子だとは思わなかったもん」
と言われて私はは?と言うような顔をして
「何年生なの??」
と聞いたすると椿は指を二本立てて
「あなたの一つ上です!」
と自信満々に言い放った
私はめんどくさくなりその場を後にしようとしたら椿が慌てて
「まってまってまって!
私の話を聞いて!」
と止めに入ったので足を止めて椿を見つめた
「止まってくれてありがとう!
君、泣いていたでしょ?
良かったら話聞くよ?」
笑顔を見せる椿に、私はなんだか悔しくなった
「何でもない
金輪際、私を見つけても話しかけないでください!
私の話なんて、あなたなんかに聞いて欲しくない…」
そう言うと椿は困ったように笑って
「それは残念だな〜
」