放課後、



指導室に愛子は行った



「やほ、先生」



柴はもういて、愛子を見るなり苦笑いしていた



「ほんとに来るんだな
まぁ、いい
で?

俺の何が知りたい??」



そう言われて愛子は首をかしげながら



「うーん
別に先生の事で知りたいこととかないしなー」



なんて言うと



「それじゃあ話にならないよ
考えて」



と言われて愛子は頑張って考えた



「………………
うーんとねー
あっ!
じゃあ妹さんの事聞かせてよ
どんな子なの??」



そう聞くと柴は少し引きつった笑顔で



「いいよ
話してあげる」



そう言い口を開いた