愛子の気持ちとは裏腹にクラスの子は次から次へと話し掛けてきた
「ねぇねぇ、どこから来たの?」
「なんで転校してきたの??」
「家どこ?」
「友達になろ」
「お昼休み一緒に外行こ」
などと沢山の子が沢山の事を言っていた
愛子は困り悩んでから笑顔で
「え、えと
沢山話し掛けてもらえるのは嬉しいけど
そんなに沢山だと分かんなくなっちゃうから1人ずつお話して欲しい………」
そう言うと皆は少し黙ってからごめんねと言って笑った
愛子は頭がいいからクラスに馴染むのに時間は掛からなかった
帰りは家近くの友達と帰った