「愛子、最近学校はどう??」
誠が3年の秋に愛子にそう聞いた
愛子は笑顔で
「勉強は凄く楽しいの
毎日楽しいわ」
そう言ってから自分より小さい子達と遊びにオモチャの沢山ある部屋へと入った
孤児院の人数は未だに変わらない…
いや、むしろ増えている
山奥に捨てられていたり、扉の前に寝かせてあったりすることも多々ある
捨てたれた子は泣きわめいたりするが慣れると元々いた子達と兄弟のように過ごせる
もっとも、いつ誰が引き取られるかが分からないからあまり一緒にいる時間を増やさないようにはしている
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