"お疲れ様です!!!"
「オーっす」
「お前らもお疲れー」
"オッス!!"
『光翔ー、朔叶ー』
「冷奈、昨日ーぶりー」
『朔叶ー』
ぼフッ
「よしよし」
「光翔さん、朔叶さんありがとうございます」
「いや良いよ
俺達暇だったし」
「正確には職務放棄しただけだけど」
「うるせー!
現実をいうな!」
「ところで冷奈はどんな事やりたいの?」
『走り込みとか1:1の喧嘩してその人のダメなところを徹底的に治すとかかなー』
「イイね
それやろう」
「じゃぁみんな俺達に付いてきて」
「冷奈は俺達と一緒に車な」
『じゃぁ朔叶の隣乗るー』
「良いよ」
「朔叶ばっかズルーイ」
「光翔は大人しく後ろね
じゃぁみんな行こうか!」
"オッス!!!"

____________________________

「ついたぞー」
"おーー!!
すげーでけー"
『ここって・・・


アタシノウチジャン』
"はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー?"
"ここって冷奈さんの家だったんですか!
何人家族なんすか!
俺もここ住みてー!"
『えーっと、ひとつずつ説明していくと、ここはあたしが住んでる家
ここに住んでるのはあたし1人
住みたいなら住んでいいよ
部屋がら空きだから』
"まじすか!
俺住もうかな!"
『良いよ
いつでも言って』
「うっし、やるぞー」
"シャッス!!!"
『じゃぁ、2チームに別れてー』
どうやって別れるかな
これでごちゃごちゃしたらチームワークから徹底的に教えこまなきゃいけない
"整列、完了しました!"
『よーしじゃぁあたしと朔叶がそれぞれのチームを教えて光翔が回る感じでいいよね?』
「いや
俺と朔叶で教える」
『でも、光翔方が上「じゃない」えっ?』
「明らかに冷奈の方が世界ランク高いしそれに、小2で帝王の全員倒したんだからあたりまえだろ」
『じゃぁ、頑張る』
「おう!」
〜数時間後〜
『ここは真っ直ぐ相手めがけて力まず打つ』
"しゃー!!
できた!!
冷奈さんありがとうございます!"
『いえいえ
じゃぁ一旦きゅーけー』
"オッス!"
『みんな呑み込み早いねー』
「そうだな」
「冷奈」
『朔叶どうしたの?』
「少しいいか?」
『?うん』
「うっし、じゃぁ始めっぞー」
"オッス"
朔叶どうしたんだろ
いつもの朔叶じゃない気がする
まいっか!
『じゃぁ、これから走り込みー
ここを15週!』
"冷奈さんスパルタ!!
俺ついて行けねーかも・・・"
『回数減らしたらその人は+10週だからねー』
"ウッス
お前ら行くぞー!!!
オーーーー!!"
「さて、冷奈」
『ん?』
「「おいで」」
なんで・・・そうやって光翔と朔叶はあたしが何も言ってないのに・・・
『ッ……うんっ』
ギュッ
ほんと、光翔と朔叶には敵わない
いくら喧嘩であたしが強くても、いくら自分の気持ちから目を背けようとしても、2人には全部見透かされてる
光翔と朔叶がこうやって抱きしめてくれるからあたしは壊れなかった
光翔と朔叶はあったかい
全部全部心から受け止めてくれる
あたしはあの時、2人に・・・帝王に出会って良かった
~数十分後〜
「終わった奴から水分補給して今日は解散!!」
"はい!!"
「この後居残りしたい人は冷奈が直々に相手してくれるからやりたい奴は残れー」
『えっマジ?』
「おう!」
『ウッス………』
その後、みんな帰ると思ったのに・・・
『なんで全員残ってるのーーーー!!』
"冷奈さんタイマンお願いします!
俺も冷奈とやりたい!!"
『マジすかw
分かった!今日全員は無理だから、光翔側の前から3列の人達が今日ね』
"オッス!"
そんな事をやりながらついに決戦1週間前・・・
「なぁなぁ!」
「鈴太何?」
「旅行行こうぜ!」
「こんなとk『いいと思うよ』」
「どうしてだ?」
『鈴太はみんながピリピリしてるのやなんでしょ?』
「嫌だ!」
『だから、特訓とかも休んで、少し休憩しよ?』
「なぁ玲音頼む!」
「分かった
じゃあ、明日から俺の別荘がある所行くか!」
「ありがとー」
ギュッ
バコンッ
「いっ痛い」
「調子のんな」
「悪い」
『ヤッター!!』
「ヤッホーい
海だー」
『鈴太テンション高い』
「まぁ、あいつが言い出しっぺだしな」
「とりあえず、玲音の家いこっか」
『うん』
「鈴太ー行くぞー」
「竜我サンキュー」
ガチャ
『広ーーい』
「じゃぁ、みんな荷物置いて着替えて玄関集合ね」
「分かった!!」
ドタドタドタ
ガチャッ
バタン!
『鈴太・・・ガキかw』
「楽しみなんだろ」
「冷奈ちゃんどこの部屋にする?」
「海が見えるとこがいいな」
「じゃぁ、玲音の隣だね」
『分かった!ありがと』
「俺らも行くか」
「冷も行こ?」
『ッ……竜我そうだね』
「冷奈、荷物」
『へっ?』
「荷物持つ」
『玲音良いよ
じb』
「良いから俺に持たせろ」
『う、うん
ありがと』

「みんな集まったね」
「早く早く!!!」
『じゃぁ、行こっか』
「おう!!」