コンコン
「光翔なんだy『朔叶ー!!』うわぁ」
『朔叶久しぶり!』
「れい・・・な?」
『うん!』
「良かったな」
『ありがとね、光翔』
「おう!
朔叶、冷奈が寝れるように傍に居てやってくれ」
「分かった
冷奈行くぞ」
『うんっ』
ガチャ
パタン
「横にいるから寝な」
『ありがと、朔叶』
「おやすみ」
***朔叶sid***
俺が丁度休もうとしたとき、光翔から呼び出しがあった
行ってみると思いっきり抱き着かれてビックリしたけど光翔が前に言ってた冷奈だった
その冷奈が抱きついた時のアザが気になって聞こうとしたけど光翔に目線で止められた
後で話してくれるらしい
光翔は冷奈の事を寝させてやってと頼んできた
そういえば冷奈は何かあると、思いっきり抱き着いて"寝るー"って言って俺の所に来た
今度は何があったんだ?
冷奈の苦しんでる顔は見たくないんだけどな・・・
寝たから光翔のとこいくか
***朔叶sidend***
パタン
「寝たのか?」
「あぁ」
「帝王が冷奈を裏切った」
「はぁ?
嘘だろ?」
「マジだ
現役が冷奈に暴行をくわえた」
「アイツらっ!」
「なぁ朔叶」
「んぁ?」
「シバくぞ」
「おぉ」
あの日から早2週間が過ぎました
おおよそ60個以上のアザが体に出来て非常に痛いですね、はい、、、
未だに暴行は止む気配がありません
ピンポンパンポーン
「霧澤冷奈さん至急理事長室に来るように」
たっ助かったー
『って事で呼ばれてるので失礼します』
「チッ」
行ったね
『朔叶ー』
「マジでアイツら冷奈に手出してんだな」
『うん』
「行こっか」
そう言うと毎回お姫様抱っこされるから恥ずかしいんだよね
まぁ慣れてきたけど
ガチャッ
「冷奈大丈夫?」
『うん』
「そろそろかなー」
『そうだね、朔叶』
「んじゃ、放課後ここな」
『「うん!(おー)」』
~放課後~
『お待たせ』
「来たな」
「冷奈、なんかされた?」
『朔叶鋭いね
クラスの女子に殴られた』
「はぁー
そう言う時は理事長来いよ」
『ごめんごめん』
「まぁいいや
行こっか」
「おう」
『うん』
ってなわけで付いちゃいました、帝王倉庫
「冷奈大丈夫?」
『うん、ありがと光翔』
「行くよー」
ガチャ
「やっほ」
"裏切り者がなんであの人たちといるんだよ
まさか、なんかしに来たのか?
総長ー、初代と裏切り者が来てます!"
バンッ
「初代?!」
「やっほー」
「初代、なんで裏切り者と居るんですか!」
「裏切り者って鈴木桜のこと?」
「どういう事ですか?」
「朔叶頼む」
「了解
そいつ、IRAIZAじゃねーぞ
それにお前らが嫌ってる不正派 黒蛇(こくじゃ)の姫だ」
「どういう事、ですか?」
「正確にはここにいる霧澤冷奈がIRAIZAで、裏切り者がそいつってわけだ」
「お前らよー、正統派気取ってるくせに勝手に勘違いして冷奈のこと傷つけるってどういうこと?」
「だって、喧嘩のできる冷奈ならやりかねないと思って!!」
「「ふざけたこと言ってんじゃねーぞ!」」
「この帝王の中で一番に苦しんでるのは冷奈だ!」
「そんな冷奈が誰かを裏切ることなんてぜってーしねーんだよ!」
「プッアハハハハハハハハ
本当帝王って馬鹿?
今更遅いわ
皆ー出ーておいでー」
"久しぶりっす桜さん!
マジ最高っす!"
"桜"
「恭ちゃん!!
会いたかったー」
"俺も"
チュッ
"フッ"
「きょう、、、ちゃん
んァ」
"お疲れ様、桜"
「うん」
"じゃ、皆いっきにかかれ"
『ちょっと待った』
"なんだよ"
『ここはあたしひとりで戦う』
「冷奈何言ってんだよ!
帝王は冷奈を裏切った!
そんヤツらを助けるなんて!!」
『光翔、大丈夫
久しぶりに喧嘩がしたいだけだから』
「光翔、こう言ってるんだしやらせてあげれば?」
「そうだな」
『光翔、朔叶、ありがとね』
「「あぁ」」
『じゃあ、楽しませねてね?』ニヤ
"かっ掛かれ!!"
"おらー"
バキッ
ドカッ
グシャッ
ドンッ