君にとって、あたしとの毎日はどうなのかはわからないけれど


あたしにとってそれは、すごく幸せなことなんだ。



笑っちゃうような言い合いでさえも、すごく大切。


少し大げさかもしれないけれど、君のいる毎日はあたしにとってすごく華やいでいるんだ。





その小さな幸せさえも、



いつか儚く散ってしまう時が来るかもしれない。






そんなときなんて来てほしくない。




けれど、そう強く願ったとしても


叶わない願いだってあるのだと


この先知ることになるなんて、まだこのときのあたしには想像すらできなかったんだ。




まだ何も知らないあたしは


もっと辛いことが起こるなんて、少しも考えていなくて




今ある幸せにしがみついて、毎日をひたすらに生きることしかできなかった。



この小さな手でも掴むことのできるような光を探しながら、



必死にもがき続ける日々。