「おはよー音ちゃん。綾瀬君1番乗りだったんだよ! 何時に起きたって聞いたら5時だって!! 早いね。そんなに修学旅行楽しみにしてたの?」



「メールで見たよ。そんなに楽しみだったの、和樹?」



「あ、ああ。まあな……」



「そっか」





「音羽! 私出来た! 英語の宿題ね1問だけ出来たの!!」



「朝からうるさいなぁ……。まだ6時なんだから静かに。近所迷惑だよ。けど、良かったじゃん1問解けて」



私の学校は住宅街の中心にあるから、朝からうるさいと住民に迷惑かかってしまう。





「あれー!? 俺が1番乗りかと思えばめっちゃいない?」



「和樹はえーじゃん」



「残念だったな俊ちゃん。俺が1番乗りだかんな!」