「仕事お疲れ。帰ろっか」
けど、同棲中です。
「うん! 和樹もお疲れ!」
私たちは夜は仕事ないから、家で一緒にひさしぶりにご飯を食べる。
「あのさ、音羽」
家について、不意に和樹に呼びかけられる。
「ちょっとどっかいこーぜ」
って連れてこられたのは、
「公園……? どうしたの?」
あの約束した公園。
和樹は改まった顔、真剣な顔で私を真っ直ぐに見つめた。
「音羽の生涯、俺が守る。
だから、その……結婚して下さい」
「はい……っ!」
私は和樹に抱きついた。
そして誓いのキスを交わした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…