「仕事お疲れ。帰ろっか」



けど、同棲中です。



「うん! 和樹もお疲れ!」




私たちは夜は仕事ないから、家で一緒にひさしぶりにご飯を食べる。



「あのさ、音羽」



家について、不意に和樹に呼びかけられる。




「ちょっとどっかいこーぜ」



って連れてこられたのは、



「公園……? どうしたの?」



あの約束した公園。





和樹は改まった顔、真剣な顔で私を真っ直ぐに見つめた。




「音羽の生涯、俺が守る。
だから、その……結婚して下さい」



「はい……っ!」




私は和樹に抱きついた。





そして誓いのキスを交わした。