「寂しい?」
和樹を覗き込んで訊いてみる。
「そりゃあ、もちろん。
でも、音羽が決めたなら応援するよ」
「じゃあ、コンクールは見に来て?」
「おう!」
「だから和樹もサッカー頑張って!」
「ああ、兄ちゃんの分も頑張んねーと!」
と、いうことで空港にいます。
夢を追いかけるために今からオーストリアへもう1回行きます。
「音羽! 頑張ってこい!」
みんながどうしても見送りたいって言ってくれたから来てくれてます。
千里からのエールをもらい、ニコッと笑った。
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