突然のことに息がとまる。



ドキドキがとまらない。




「だから、俺が笑ってほしいならずっとそばにいろ。いいな?」




「……うん! もちろん!」




そして、抱き寄せられて、私も和樹の背中に手を回して抱き締め合った。




和樹こそ、ずっと私のそばにいてよ?




和樹に釣り合う彼女になれるように頑張るからさ。






楓、和樹はちゃんと私が大事にするから安心してね。




「帰ろっか。送るよ」




「ありがと」




手をぎゅっと繋いでたわいない話しながら笑いながら帰った。