「そーいえば、真盛は寮暮しか?」


「そーだよ」


「2人で一部屋だろ」


「先輩とだしね……。」


そんなことを話していたら俺達は誰かに、話かけられた。


「おい、お前が赤松 大紀か?」


「はいっ」


ん?

誰だこいつ……?


「俺はお前と同室の高塚 壱馬(たかつか かずま)だ。宜しくな」


「よろしくおねがいします」


なるほど。


そう言えば、先輩の体育館にはいなかった。

もしかして、特別体育館の先輩か?


「お前、生意気そうだな」


「失礼な!!」


「お前みたいなヤツ、嫌いじゃないぞ」


何だかんだで人の良さそうな先輩みたい。

ちょっとだけ安心したかも!