寮に戻った俺達は自主練習し始めた
でも、真盛は寝てたので今日は居なかった

まさと「2日目も残れるといいな」

「だな」

りと「上原先輩、大丈夫かね」

「分かんない」

りと「なんか、疲れちゃった」

「なにそれ」

なんか・・・空気悪いな
笠原と上原先輩が衝突してからだよな
勝てたから言いものの、負けてたらどうなっていたのか

まさと「今日も軽めにしとこーぜ」

「だな!」

りと「3回戦も絶対に勝ってね」

「もちろん」まさと「そうだな」

ガチャ

かずま「早かったな」

「疲れてますから」

かずま「そうだな」

「勝ちましょうね」

かずま「お前、どうした?」

「酷くないですか? 智紀先輩と最後のチャンスかも知れないんです」

かずま「なるほど。勝てるよ俺らなら」

その言葉が欲しかった、だけだった
まだ、終わりたくなかった
だって・・・夢は果たせてないから

「明日も頑張りましょうね」

かずま「・・・そうだな」

「おぉー、燃えてきました」

かずま「うるせー」

「すみませーん」