まなと「どうですか、南岬先輩。今回こそは1位とれそうですか?」

ともき「いや、流石に無理だよ」

「智紀先輩なら行けますって」

ともき「プレッシャーになる」

まなと「赤松はどうなの?」

「今回は得意分野なんで頑張りたいです」

ともき「どこやってんの?」

「この辺です」

なんか、懐かしいなぁ
中学の頃もこんな事をあったっけ
勉強の話しなら話しやすいしな

ともき「あぁ、この辺か。俺は逆に苦手だわ」

「以外ですね。智紀先輩でも苦手とかあるんスね」

ともき「そりゃね」

まもる「兄貴、終わったよ」

まなと「やればちゃんと出来るんだから」

まもる「分かってる」

おぉー
ほぼ、全問正解じゃねーか
やっぱり普通に頭いいのか笑

「真盛、練習しょーぜ」

まもる「うん!」

テストについては大丈夫
雅人も瑠翔見てるだろーしな

「でもテストやだな」

まもる「それはみんな同じだよ」

「そうだよな」

まもる「何の練習するの?」

「真盛のトス打ってみたい」

まもる「分かった」

3対3の時は怪我して真盛とチーム一緒になれなかったからな
どんな感じなのか気になって仕方ない

まもる「行くよ」

「おぉー」

バシッ――

まもる「ナイスキー」

「打ちやすいな」

まもる「ありがとう」

結構上手かもしれない
でも、リベロだろ?
なんか・・・すげーな真盛って