「渚…??ねぇ…如月さん??如月さん!!」

何も言わなくなってしまった彼女に俺は必死で呼びかけた。

「え???」

ようやく我に戻ったのか、こっちを不思議そうに見ていた。

しかし、彼女の顔は…光を失っていた。

何があったのだろう……

少しでも、彼女の力になりたくて…俺は問いただしてみた。

「何があったの??」

すると、君は苦しそうに言葉を漏らした。