食べ終わると、穂花ちゃん達と別れて若宮先輩に家まで送ってもらった。



「デートまたしようね。今度は誰にも邪魔されないように」



と別れ間際にそう言って私の頬にキスをした若宮先輩は少し顔を赤くして帰っていった。



私はたった今キスされた頬に手をあてながら



「…はい」



と顔を真っ赤にした。