「先輩って読みかけの本持ち帰って次の日にはもう読み終わって本棚に返してますけど、他のことってしないんですか?」



どんなに本好きの私でも本ばかりを読んでいるわけではない。
学校から毎日課題は出るし家の手伝いとかいろいろやることがあるから1日で読み終えるのは難しい。



「だって、続き気にならない?」



若宮先輩は「。」までを読み終わってしおりを挟み、本を閉じてそう答えた。



そりゃ、気になって気になって仕方なくて課題がなかなか進まないこともある。