なんと、アキラが渡したスウェットのトップスだけを着て、今にもパンツが見えそうなサクラ。




………いやいやいや!ムリムリムリ!!!

てかっ生脚だし!萌え袖だし!!



あ〜まじ鼻血でそう。

生きてて良かったわ俺。



背も低く小柄なサクラにはアキラのズボンは当たり前にブカブカで、なんとかワンピ丈になるスウェット1枚で済ませてしまったらしい。



「アキラ、ズボンおっきくて…ごめんね?」

恥ずかしそうにスウェットの裾を引っ張るが、その行動がむしろ逆効果にエロさを引き出している。


すっぴんだといつもより幼く、白い頬はほんのり紅く色付き、濡れた髪から落ちる雫。


うん。…色々ヤバい。



「…アキラ?」


色々と想像し過ぎて固まっていたアキラの顔を覗き込むサクラ。


「っ、なんだよ?」

「顔赤いよ…?大丈夫?」


今、上目遣いは破壊力増すからやめて欲しい。


「大丈夫っ」

押し倒したい衝動を何とか抑え、アキラも風呂に向かった。






そして、サクラもまたドキドキしていた。

アキラのシャンプーにボディソープ…

アキラの匂いだ…