「とりあえずシャワー浴びてこい。服びしょ濡れだろ」





アキラはタオルとスウェットを渡す。



「わ、服まで、ごめんね」


「何謝ってんの。いいから行ってきな」



サクラを風呂まで案内し、部屋に戻る。



「っ、やべーよなぁ…はぁ…」


駄目とは思いつつもいかがわしい事を考えてる。

だって健全な男だし。


シャワーの音がしだすと、ソワソワした。




サクラが自分と同じシャンプーを使い、同じ匂いになるっていうだけでも頭がおかしくなりそうだ。

サクラに出逢ってから、何度サクラを想い抜いたことか…



あ?だって男だし。





シャワーの音が止むと、鼓動が早くなる。


いっときすると、サクラがとんでもない格好で現れた。