「おい」



低く怒りが混じっている声が後ろから聞こえた



「はぁ−」



ん?持田ため息?・・・・なんで?



「海斗ちょっとごめん止まって?」



「?おぅ?」



俺が止まったら持田は振り向いたから
俺も振り向いたら



「うぉっ!!???」



そこにいたのは人。



一人なんかぢゃなくて集団で。



すげぇ怖い顔で俺らを睨んでいた



---いや正確には『持田を』睨んでいた




「てめぇ・・・・やっと見つけたぞ。
---持田ゆか」



持田を探してた・・・?なんで?



「私なんか探してどうすんの〜?」



持田はビビる事もなく余裕そうに言った



「てめぇを俺らの手で潰すんだよ・・・」



えぇっ!?潰す?!



「へぇ〜潰すんだ〜怖いな〜」



怖いなと言いながら怖くなさそう・・・
むしろ馬鹿にしてるよな・・・



「てめぇ俺らを馬鹿にしてんだろ?!あぁん?!」



ぅわわわっ!怖っ((゚Д゚ll))



持田辞めといた方が・・・・まぢで潰される!!




「馬鹿にするなんて当たり前ぢゃね〜」




持田がそう言った途端静まって驚きの一言を言った----




「ふっ・・・だってあんたら弱ぇぢゃん?♪」



「てめぇ!!!!女だからって甘くなんねぇんだよ!!!!」




リーダーらしき男が手を握り締めて殴り掛かった----




ドカッッッ