『誰にも言わないでよ?』



今更だけどあれは持田だったのか?
あんなに可愛くて華奢な子が・・・?



『一応族の総長だった』



−−−・・・・・いや!!夢だ夢!
昨日ことは忘れるのが1番だっ!!



それに−−−



「あ−海斗っおはよぉ〜♪」
と持田が俺の肩にぽんっとしながら言い
自分の席に戻って行った



「やっぱり夢だよな・・・・・」
「海斗っっっ!!!!」



「うぉっ!?」



「なんだよそれ?」



俺の名前を呼んだのは直哉だった。
間抜けな声を出した俺を見て苦笑いしてる



「いや・・・?別に・・・」
「ってかお前さぁ−!」


直哉は言葉を被すから嫌だな〜・・・



「で、何?」


「だから!大好きなゆ−ちんと話してたぢゃん♪」


「話してたって・・・おはよってだけ−−」
「馬鹿だなぁ〜挨拶でも進展だろ♪♪」



今日はやけに機嫌が良いな・・・
めっちゃにこにこしてるし・・・



「直哉今日なんかあった?」



俺が聞いたら驚いたあとに満面の笑顔に変わり



「よく分かったなぁ♪さすがぢゃん?♪」


「まぁ・・・そんだけにこにこしてたら嫌でも分かるっつの」


「実はいい事ぢゃないんだけど・・・いやいい事なんだけど」


「?うん?」


「昨日背が小さい女の子が不良を倒してたんだよ!」



ガタガタガタッ



「海斗・・・?どした?」


「いやっ?!なんでもねぇよっ?」


直哉からそれを聞いた時俺は椅子から落ちていた


やべぇ・・・めっちゃ動揺してんぢゃんっ
どーしよ・・・・;;



ひぃぃ!!!持田が睨んでるぅ!!!
こっ・・・ちに向かってき・・・た・・・?