『ごめん。別れて---』


彼氏と別れて二週間がたった


私は持田ゆか。高校一年生。


特別可愛くもなく成績もそこそこ。

いわゆる普通の女子高生です。


「ねぇ-ゆか-?」



「ん-?」



「彼氏は?ど-すんの?」



「ん-欲しいけど今はww」



普通の私の友達の田中亜美
綺麗な栗色のロングヘアーの
いわゆる美人系というやつ。
こんな子が私の近くにいるのは
変だと今でも思っていたりする苦笑



「ゆかモテるからい-ぢゃん♪」



「・・・・ん?なんか言ったぁ〜?」



「ちょっシカトすんなしッ!!」



「え?・・・シカトしてないしモテないから」



「え−っ!?めっちゃ可愛いぢゃん」



「ははーお世辞はいらんのですよ亜美ちゃん」




「お世辞ぢゃないよ!?本当の事言ってるの!!!!」



亜美ちゃんはい-子ですね〜♪
こんな女可愛くないのに。



「ゆか!?あんたはモテるの!!!ちょっと自覚しなさいよっ!!!」



「はっあ〜亜美ちゃん?自覚なんて思ったらただの自信過剰だよ・・・」



亜美ちゃんはよく分かんない時があるなぁ
私がモテるなら亜美ちゃんはど-なんの?