次の日、休日だったので


和紗に連絡して二人で会うことになり


駅前のカフェに入り少しの沈黙を破ったのは和紗だった


「遥稀の話って別れ話?」


ギクッ


和紗は俺が呼び出した理由をわかっている様子だった


「…ごめん」


「やっぱり初恋の人が好き?」

泣きそうになりながら聞く和紗に俺は


「ああ、好きだ

こんな状態でも和紗は良いと観覧車に乗った時言ってくれたけど

やっぱり申し訳ないから」


ごめん



ともう一度謝った