まだ分かっていない私を見て、沙耶は呆れていた
そしていきなり、話を変えてきた


「そういえばさ~、この後部活だよね...
ダルイな~」


「そんな事言わない!!部長の私が許さないよ!!」


私達は同じ剣道部で、私が剣道部の部長を任されている
私がこんなに怒るとは思っていなかったのか、慌てながら


「そんなに怒らないでよ。ジョークだよジョーク」


「...まぁ、それならいいけど...」

沙耶は、心の中で
(冷麗は、本気で怒ると怖いからな...)
と、思っていた...口には出さないけど♪