「いまは、文久三年なんですよね?」


皆、怪訝そうな顔をしたが一斉に頷いた


「そうですよね...
どうやら私は、いまから150年後の時代からタイムスリップ...すなわち、私がいた時代から過去に来てしまったようです」


「「「「「「「はぁ!?」」」」」」」


「そんな事あるわけがないだろうが!!」


土方さんが皆の気持ちを代弁したようで、それぞれ頷いていた

ただ一人、斎藤さんを除いては

斎藤さんは逆に清々しいような顔をしていた。いまの説明で、冷麗が着ている衣服については合点がいったようだった

さすが、冷静沈着の斎藤さん by.作者


「本当の事です!信じて下さい!!」


私は、必死に訴えた