土方さんに怒られている間に沢山の人が

何事か、と集まっていた

やっと説教が終わり周りを見ると、沖田さん・土方さん以外に六人の男の人がいた


「いつの間にか、増えてる」


聞こえないようにボソッとつぶやいたはずなのに、土方さんの耳には届いていた


「てめぇらを叱ってる時に来たんだろうが、しらなかったのか??」


土方さんに馬鹿にされたように言われた私は、


「それくらい、知ってましたよ。それに、小声で言ったのに聞こえてるって...どれだけ、地獄耳なんですか!?」


と、怪訝そうな顔で言って差し上げました(ニコリ)


「それは、褒めてるのか褒めてないのかどっちだ??」


「褒めてると思いますか?」


私は、満面の笑みで言った


「俺をおちょくってるのか!!」


「えぇ、そうなりますね~❀」


「てめぇ!ふざけてんじゃねー!!」


土方さんは、また怒りが頂点に達したようだ

私は


(また、怒られるのか~)


と思っていたが、怒られなかった