学校についたらしくリムジンのドアが開く
広い庭?みたいな校門前に止まっていた。
広過ぎて……怖い。
まぁ、いっか。
ため息を付いて前をしっかり見て
学校に歩き出す。

学校の前には先生らしき人が立っていた。
その人の近くに行くと
「君が飛鳥 梨乃さんかな?」
フレンドリーな感じで話しかけてきた
「そうですが?」
「お待ちしておりました。梨乃様。」
いきなり口調が変わり
「へ?」
変な声が出てしまった。
「僕は二年A組で梨乃様の執事を務めます。浅田 涼と申します。」
へ?学生なの?先生じゃないの?
「あのー?執事がいるとか聞いてないんですが……?」
「聞いていませんでしたか?これはこれは失礼を致しました。」
「あ、あの。先生だと思ったけど違うのね」
「滅相もございません。そんなことはありませんよ!梨乃様!」
「ここは一体?お嬢さまやお坊ちゃん達の学園なのは分かるんだけど……」
「そうですね、後は執事やメイドの育成もしています。」
「そんなこともしてたの!?」
「梨乃様、もうそろそろ職員室に行きませんと……」
「あ、そ、そうだね!行こ!」
一つ疑問がある……私は話し方これでいいのかな?
お嬢さまっぽく喋った方がいいのかな?