私はどこにでもいる
ごくごく普通の高校二年生
飛鳥 梨乃、16歳
友達と遊ぶのが楽しいお年頃
そんな中、事件は起きた。

「お願いだ!天ノ川学園へ編入してくれ!」
なんで父親がこんなこと言い出したかというと……
この父親借金を作ったらしい
しかも、ギャンブルで……
くだらない理由、そこでこう言われたらしい
「お前の娘を俺の学園に編入させたらチャラにする」
と言われたらしい
こっちからすると迷惑な話だ
母親も私に頭を下げる。

まぁ、私この家好きじゃないから
確か天ノ川学園って全寮制だったような
この家から出れるしいいか……
どうせ私この家の子供じゃないし
養子らしいんだ…私だけ
弟の秋斗はこの二人の本当の子供
だから、私が邪魔らしい。
秋斗は今中学三年生ちょうど受験がある
だから、余計にここで借金を作りたくない
そんなとこだろう。

こうして私は
天ノ川学園に編入することに決まった。