「誘ってないから!!それより冬夜に渡したいものがあるの!!」
「渡したいもの?」
コクコクと必死でうなずいて机の上に置いてあったプレゼントに手を伸ばす
それを冬夜に渡した
「開けていいの?」
「うん!!」
出てきたのは私の編んだマフラー
「これ、お前が作ったのか?」
あれ…
もしかして不評かな…
「うん…初めてだったからうまくいかなかったんだけど…変かなぁ…」
マフラーをジロジロみていじっているだけで何も言わない
うっ…なんか感想言ってほしいな…
そんな不安そうな顔をしている私に気づいたのか
私をみてフッと笑う
「嬉しいよ。サンキュ。」
「本当に?良かった〜…」
「じゃあ目ぇ瞑って。」
「へ?」
「早く瞑れよ。いいものあげないぞ。」
うっ…ここでも命令口調!?
言われた通りに目を瞑る