「ハァッ…ハァッッ………つ、着いたぁ……」




うわっ…

名門高だけあって大きいなぁ〜
噴水まであるし………
どこに金かけてんのよ……


運よく校門は開いていたものの入学式はとっくに始まっている時間…

完璧に遅刻じゃん…


「あ、自分のクラスだけ確認しとこっと〜」



そう思い、玄関に張り出されているクラス発表を見に行った





「う〜んと私は……
七組かっ!!
あっ!!真理も一緒だ!よかったぁ〜」



真理こと菅野真理(カンノ マリ)は中学の頃からの親友で、家も割と近くにある



「高校楽しくなりそうだなっ♪」


それにしても……今から入学式出るわけにもいかないし………

「暇だなぁ……」








私はこの広い学校を探索することにした