「初めて海人君を見た時に、なんだか懐かしい気持ちがしたんだ・・・

海人君とも、少し話してみるよ。

あと、ひまわりちゃん・・・
彼が突然この時代に来たのなら、また、突然いなくなることだって大いにあることを覚悟してなきゃだめだよ。

そうならないことを祈るしかないけどね・・・」


ひまわりと海人が今では口にしなくなった憂いに満ちた真実が、また動き始めた。

それでも、ひまわりは海人を愛するこの気持ちを信じていた。
全く別の時代を生きていた二人が、ある日突然、出逢い、恋に落ちた。
たとえ神様であっても、この二人を引き裂くことなんてできない。


海人は、私に会うためにここへやって来たと言ってくれた。
私は、何があっても海人から離れない。

私も海人に出逢うために、この世に生まれてきたのだから・・・