凄く恥ずかしくて体が燃え上がるように熱くなった。でもそれは祭莉だけじゃないらしかった。
「⋯なにそれっ。⋯可愛い過ぎ。」
「ちょっと場所変えようか⋯」
祭莉をお姫様抱っこする春叶。小さくなった祭莉の体はすっぽりと春叶の腕に収まってしまった。
「どこに行くんですかっ?」
不安そうに春叶を見つめると、春叶の顔がみるみるうちに赤く染まった。
「あー、可愛い⋯」
「春叶、こっち⋯」
先に行ってた汐遠ご手招きをする。
ついた場所は誰も来ないような奥の方にある本棚の陰だった。
「どうしてこんなところ⋯?」
「どうしてだと思う⋯?」
汐遠と春叶の瞳はステンドグラスよりも鮮やかな赤色で染まっていた。
「⋯なにそれっ。⋯可愛い過ぎ。」
「ちょっと場所変えようか⋯」
祭莉をお姫様抱っこする春叶。小さくなった祭莉の体はすっぽりと春叶の腕に収まってしまった。
「どこに行くんですかっ?」
不安そうに春叶を見つめると、春叶の顔がみるみるうちに赤く染まった。
「あー、可愛い⋯」
「春叶、こっち⋯」
先に行ってた汐遠ご手招きをする。
ついた場所は誰も来ないような奥の方にある本棚の陰だった。
「どうしてこんなところ⋯?」
「どうしてだと思う⋯?」
汐遠と春叶の瞳はステンドグラスよりも鮮やかな赤色で染まっていた。