部室に戻ると、 既に練習が開始されていて、 自分の遅れに激しく焦った。 私のいない内に、同級生達がパート分けされていく。 ソプラノ、メゾ、アルト… 私はいつもアルトで、低音担当。 今回もアルトだと思っていた。