『もう!親にバレたらどーすんの!』

いや、まあそうなんやけど…

実は、俺、
リカの事ずっと好きでさ、

『え、知ってるよ。』

うそ。

『モッツ君、皆んなに言ってない?
アタシのクラスの人皆んな知ってて、
すごい迷惑なんだけど。
…もう帰って。』


その時、
背後から呼ぶ声が聞こえた。


『お〜い…お〜い、君ぃ、
何やっとるんや〜?』