若干戸惑いを見せながら、ボタンに手をかける。
すると、まわりからクスクスと笑い声が聞こえてくる。
そりゃそうだよね。
これが目的なんだもん。
でもね。
私にはそんなの、痛くも痒くもないから。
そして時間をかけながらボタンを外し、ブラウスを脱いだ。
「ふふ……よく出来ました。あとはあの人たちに可愛がってもらいなさい」
彼女は楽しそうに、大学生に目配せした。
……ここまで、か。
それで?
私が犯されるのを、みんなは写真や動画に収める、ってわけ?
よく出来てるなぁ……
なんか、もう抵抗するのとかアホらしくなってくる……
でも、あんたたちの望み通りにはしない。
私はゆっくりと近付いてくる大学生を、睨むように見つめた。