入学式。俺、柚原樹聖は中庭でサボっていた。
「入学式なんかめんどくさい。」
「あの、すみません」
突然声をかけられた。リボンの色が同じだから同い年だ。だが見かけない顔だった。
「あ?」
俺が機嫌悪そうに返事をすると、少しだけ怯えた顔でこう言った。
「今日からこの学校に通うんですけど迷ってしまって。職員室に行きたいんです。教えてもらえませんか?」
「あ?いいけど」
俺は立ち上がった。顎でついてこいと仕草をした。
「(俺、ヤンキーみたいだな)」
そう思いながら、俺は横にいるひょこひょことついてくる女を見た。
「.........(可愛い...って何言ってんだよ俺は!!)」
「入学式なんかめんどくさい。」
「あの、すみません」
突然声をかけられた。リボンの色が同じだから同い年だ。だが見かけない顔だった。
「あ?」
俺が機嫌悪そうに返事をすると、少しだけ怯えた顔でこう言った。
「今日からこの学校に通うんですけど迷ってしまって。職員室に行きたいんです。教えてもらえませんか?」
「あ?いいけど」
俺は立ち上がった。顎でついてこいと仕草をした。
「(俺、ヤンキーみたいだな)」
そう思いながら、俺は横にいるひょこひょことついてくる女を見た。
「.........(可愛い...って何言ってんだよ俺は!!)」