そしてオルドは僕たちを見つけた。
『直ぐに助けてもよかったが、愛斗がリンクしそうな雰囲気だったからな』
「そ、そうだったんだ……」
それでアクの気配が完全に消えるの感じてから僕たちの所に姿を現したってわけだ。
『なるほど、じゃあ次は私たちの話しね』
シアンはこれまでの経緯を簡単に説明した。
オルドは頷きながら聞いていた。
『そうか、それで今のところリンクが出来るのはお前たちだけか?』
「そうだよ。沙羅や奏佑たちはまだ、リンクが出来なくて」
『リンクする条件は人それぞれ違うが、全員がリンク完了するまで時間がかかるな……』
オルドは指を鳴らすと五つの扉を僕たちの後ろに出現させる。
黄色・ピンク色・黄緑色・オレンジ色・水色の扉が横一列に並ぶ。
「この色は……?」
たしか他の五人の妖精たちの色だったはず?
そしてオルドは、もう指を一度を鳴らすと白い扉を出現させ、扉の取っ手を握ると勢いよく開ける。
「うわぁ!」
「きゃぁ!」
「いってぇ!」
「な、何が起こったの……?」
「み、みんな?!」
オルドの開けた扉の中から奏佑たち全員が飛び出してきた。
なんでみんなが一斉に?
『これで、全員揃ったな?』
『あら、オルドじゃない?』
クレールがオルドの目の前に飛んで行く。
オルドは扉を閉めてクレールに向き直る。
『呼んだ理由は、分かってるよな?』
『ええ、もちろん』
クレールは軽く笑うと、優空のところへ戻って何かを耳打ちしていた。
「こ、ここ何処だよ?!」
一葵は立ち上がると慌てて辺りを見回す。
『勝手にあちこち見るな』
オルドの言葉に、一葵はムッとして言い返す。
「お前誰だよ!つーか、なんで俺たちはこんなところに居るんだ?」
一葵の口調にクロアは慌てて口元を抑えた。
『お、オルドに向かってその口調は駄目だって!』
「はぁ?オルド?」
『直ぐに助けてもよかったが、愛斗がリンクしそうな雰囲気だったからな』
「そ、そうだったんだ……」
それでアクの気配が完全に消えるの感じてから僕たちの所に姿を現したってわけだ。
『なるほど、じゃあ次は私たちの話しね』
シアンはこれまでの経緯を簡単に説明した。
オルドは頷きながら聞いていた。
『そうか、それで今のところリンクが出来るのはお前たちだけか?』
「そうだよ。沙羅や奏佑たちはまだ、リンクが出来なくて」
『リンクする条件は人それぞれ違うが、全員がリンク完了するまで時間がかかるな……』
オルドは指を鳴らすと五つの扉を僕たちの後ろに出現させる。
黄色・ピンク色・黄緑色・オレンジ色・水色の扉が横一列に並ぶ。
「この色は……?」
たしか他の五人の妖精たちの色だったはず?
そしてオルドは、もう指を一度を鳴らすと白い扉を出現させ、扉の取っ手を握ると勢いよく開ける。
「うわぁ!」
「きゃぁ!」
「いってぇ!」
「な、何が起こったの……?」
「み、みんな?!」
オルドの開けた扉の中から奏佑たち全員が飛び出してきた。
なんでみんなが一斉に?
『これで、全員揃ったな?』
『あら、オルドじゃない?』
クレールがオルドの目の前に飛んで行く。
オルドは扉を閉めてクレールに向き直る。
『呼んだ理由は、分かってるよな?』
『ええ、もちろん』
クレールは軽く笑うと、優空のところへ戻って何かを耳打ちしていた。
「こ、ここ何処だよ?!」
一葵は立ち上がると慌てて辺りを見回す。
『勝手にあちこち見るな』
オルドの言葉に、一葵はムッとして言い返す。
「お前誰だよ!つーか、なんで俺たちはこんなところに居るんだ?」
一葵の口調にクロアは慌てて口元を抑えた。
『お、オルドに向かってその口調は駄目だって!』
「はぁ?オルド?」