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結菜と2人で屋上へ出ると、そこにはも数人の生徒たちがお弁当を食べ始めている所だった。
あたしと結菜は手すりの前に座った。
「いい天気だね」
雲一つない空を見上げて結菜は言った。
「本当。気持ちいいよね」
あたしは返事をして大きく深呼吸をする。
今までの嫌なこと全部、青空に吸い込まれていくような気がする。
「俺も一緒に食べていい?」
その声に視線を向けると、コンビニの袋を持った和が立っていた。
「い、いいけど……」
チラリと結菜を見てあたしはそう言った。
「珍しいね、和が屋上で食べるなんて」
結菜の言葉に「うん。2人が上がって行くのが見えたから」と、返事をする。
「和ってさ、好きな人いるんだっけ?」
結菜がそう言い、あたしは目を見開いた。
今このタイミングでそれ聞く!?
これで和に好きな人がいたらあたしは落ち込んでご飯が食べられなくなってしまう。
結菜と2人で屋上へ出ると、そこにはも数人の生徒たちがお弁当を食べ始めている所だった。
あたしと結菜は手すりの前に座った。
「いい天気だね」
雲一つない空を見上げて結菜は言った。
「本当。気持ちいいよね」
あたしは返事をして大きく深呼吸をする。
今までの嫌なこと全部、青空に吸い込まれていくような気がする。
「俺も一緒に食べていい?」
その声に視線を向けると、コンビニの袋を持った和が立っていた。
「い、いいけど……」
チラリと結菜を見てあたしはそう言った。
「珍しいね、和が屋上で食べるなんて」
結菜の言葉に「うん。2人が上がって行くのが見えたから」と、返事をする。
「和ってさ、好きな人いるんだっけ?」
結菜がそう言い、あたしは目を見開いた。
今このタイミングでそれ聞く!?
これで和に好きな人がいたらあたしは落ち込んでご飯が食べられなくなってしまう。