一瞬、あたしを襲った3人組の顔が思い出された。


あの中に金髪の男がいた。


結菜の言った通りのイケメンだ。


だけど、あの人と結菜の好きだった人が一緒だと決めつける事はできなかった。


夜の街にいる金髪男性なんて、沢山いる。


「じゃぁ、次の恋を見つけなきゃね」


あたしは元気よく、結菜へそう言ったのだった。