音信不通だった夏希ちゃんから電話があった。



夏希「先輩〜っ

この前は迷惑かけてごめんなさい〜」



私「私全然平気だけど

夏希ちゃんあれから大丈夫だったの?」



夏希「まぁ、なんとか…



実はソープに行き始めて

今はそこのソープの寮に住んでます〜」




やっぱり…




夏希「でも恋夜の掛けは払うつもりないです。

借用書持って警察行きます」



私「どう言うこと?」



夏希「恋夜、色恋だったら掛け払わなくて良いって言ってたんです

だから払いません」



なんと、二人とも身勝手な発言を…( 笑 )



夏希「しかも、無理矢理煽られた飲み代ですし。」



正直、この発言に確信はできない。

でも借用書がある限り、書いてしまっては払わないと書いた側が訴えられるのは常識だが、

ホストクラブだとどうなるんだろう。

私も全くわからなかった。




夏希「警察にこれ持って

無理矢理煽られて

無理矢理書かされたって言えば

払わなくて済むと思うんです」



私「へ、へぇ…」



なんか最終的に飲みに行った流れを聞くと
酔った勢いでヘルプとシャンパン卸して
一気飲み競争してたそう。

これは通らないんじゃないかなぁって思ってしまった。



夏希「とりあえず叶愛(トア)を育てるお金がいるからソープで働くことにしました」


叶愛ちゃんとは夏希ちゃんの子どもの名前。


と言うか子どもがいるならホストでシャンパン卸してる場合じゃないじゃないかと。


改めて不思議な子だなぁと思った。