「いいえ。下でお食事が準備できておりますよ。」


「えぇ。今からいくわ。」


さゆりさんが準備したっていう事はまた帰ってこなかったんだ。


…まぁ別にいいけど。


階段を降りるといい匂いが漂ってきた。


「んー。おいしそうな匂い」


イスを引いてくれたさゆりさんに軽礼をしてから席についた。