そう言いながら私の頭をポンポンっと撫でてくれた。

「それにお前には友達、沢山いるだろう⁉︎卒業式の日みんなで写真撮ってたじゃん。お前のこと好きじゃなかったらわざわざ思い出として写真撮らねーよ。」


「ん、そうだね。」

「頑張って学校行こーよ。俺が支えるからさ。」


「でも、太陽やゆりかに会うのが怖い。」

「あの2人がラブラブしてるの見るの辛い。」


「なら、俺の彼女になれよこんなんなるまでお前を放っておいてしまったし。」

「美緒ちゃんは⁉︎付き合ってるんでしょう⁉︎」

「俺はあいつのこと好きじゃない。好きな人諦めるために付き合った。でも今こうして目の前で好きな子が泣いてんのにほっとけるかよ。」


「え、涼それどういう意味⁉︎」