土、日とゆっくりとした時間がたち、

また悪夢な一週間がはじまる。


「あおいー、朝よ。いい加減学校行きなさいよー。」


「今日も休むー」


そう答えて頭から布団をかぶった。

ピーンポーン


「あら、やだ。誰、こんな忙しい時間に。宅急便かしら?はーい。」


お母さんの独り言は相変わらずうるさい。


そんなことを考えながらケータイを触った。


太陽からの着信は毎日毎日、何回も来ている。


でも私はそれに答えたことは一度もない。


なんか、恋愛だとか信頼だとかどうでもよくなってきた。

ケータイのゲームをしたり、テレビ見たりする方が学校に行って嫌いな勉強や、つまらない友達ごっこをしたりすることがなくてなんだか楽だ。


はぁぁぁ。


いままで勉強も部活も生徒会も、たくさん頑張ってきた、自分がバカらしくなった。