きゃー、先輩にみられた⁉︎
あの絵を⁉︎下手くそな絵を⁉︎

「ばーか、見えないよ、さすがに。」

「せ、先輩のばかーーー」

「あははごめんって。んじゃ、いくか。」

「はい!」

「ん。」

そういって手を出した先輩を無視して抱きついて、


「先輩、大好き。」


「うん、俺もあおのこと大好きだよ⁉︎でもな、ここみんなにみられる。」

ん、え⁉︎

あーーー

な、なんとここは校門の前だった。