「秋、行くぞ」

「秋奈、親父さん呼んでるよ!」

「うん!」


 彼らの背中には四季の花。

 そして、志季というチームの名。


 まるで彼らが季節を織りなす四季のように。

 今日も彼らは駅裏商店街で活躍します。


「またのお越しを、お待ちしております」

 

『私たち暴走族と名乗っていいですか?』END